ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

ER

そういえば最近ERをまた見ている。ダグがいなくなってからなんかどうてもよくなってずいぶん見てなかったので、エリザベスより新しい人はよく知らない。


とりあえず分かったのは「マルッチは必要ない」ということ。医者が苦悩する様を見て一緒に「うーん困ったね」と疑似体験して楽しむのがこの番組の醍醐味なので、脳天気な奴は視聴者側からすると「役立たず」でしかないのだ。


まぁ簡単にいうと全出演者中、ロマノを除いてただ一人ガキみたいに元気だから見ててムカツクんだわな。ロマノの場合は「ああ相変わらずロマノだな」と確認するためにいるのが役割だから別にいいんだけど。


さて、グリーンが脳腫瘍になって「マジかよ!これでグリーンまでいなくなったら誰を見ればいいんだ?!」と思ったら三週目にしてスーパードクターが現れ、余命八週間の命が「実は治る」という診断が出てああ良かったなと…良かったなと…、思うか!マイケルクライトンのアホ!


なんかねー、視聴者馬鹿にすんなといいたい。確かにERは個人に降りかかる様々な困難とそれと格闘する医者の人生模様を見て楽しむドラマではあるんだけれど、「あっ死にそうです!やっぱり助かりました」というローレベルな展開はマンガかアニメでやるべきものであって少なくとも「高水準の脚本」を売りにしてきたERでやるべきことじゃない。


はっきいいってこれでグリーンは絶頂期を逃したと思う。父親との死別やエリザベスとの愛、そして妊娠によってシリーズ中最高に高められたグリーンの人生テンションが一番いいときに悲劇的に死ぬことで、グリーンは視聴者に深い感動を残し、忘れえぬキャラクターとして視聴者の記憶に残ったはずなのに。


それをあーた、なんかこう視聴率稼ぎの道具みたいに死にそうだ生き返ったて、ドラゴンボールじゃないんだからさぁ、いい加減にしてくれよなぁ。しかし、ベントンは相変わらず煮え切らない奴だな。女もこれで何人目なんだか。あーそうだ。アビーの母、最悪。死んでくれ。不愉快すぎる。