ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

スカパーでポン

超!超!シベ超チャンネルNECOで「シベリア超特急」パート1〜3を一挙に放送する暴挙をやっていたのでぬかりなく録画する。「シベ超2」は有楽町の小劇場で見た。客の入りはパラパラだったけど館内は爆笑の渦だった。私が好きなのは我らがマイク水野が(というか山下大将が)自分のこめかみに拳銃を突きつけてアレを言うシーンと、エンディングの階段降りてくるところ。


このシーンはタカラヅカみたいに俳優が一人ずつ降りてくる。もちろんカメラ目線だ。ところが我らがマイク水野大先生は思いきり下を向いて、一段一段確認しながら降りてくる。あのシーンは素晴らしい。俳優が表情作ってかっこよくキメてんのに、最後に全部持っていく我らがマイク水野超先生が非常にうまくもあり、間違いなく天然であれなのが怖くもある。


シベ超3」は新宿コマで見た。この頃になるとシベ超マニアも増えたし場所が場所だったので観客はかなり多かった。やっぱり場内大爆笑。何回も真のエンディングにならなかったり、面白かったなぁ。


シベ超のあとはキッズステーションで「冥王計画ゼオライマー」を途中から見る。會川昇の薄ぺらい脚本が「いつか厚くなるのではないか」との思いにかられついつい最後まで見てしまう。最後までペラペラだった…。当時このOAV*1を定価で買った人はこの展開にひっくり返ったんじゃないかなぁ。


あと、この頃からもう日本のアニメのメインストーリーは「自分探し」なんだよな。それは今でも同じ。いい加減ガキくさいテーマから脱却して欲しいもんだが。


ゼオライマーのあとは録画してあった「パワーパフガールズ」新シーズンを少しだけ見る。WOO!いいですネやっぱりガールズは!頭身が下がった、というか頭が大きくなったのは映画版に準拠してるからだそうな。あとでレビューせんとな…。

*1:オリジナル・アニメ・ビデオの略称。80年代当時はこの呼称が一般的だった。ちなみに2004年現在での一般的な呼び名は「OVA」。