K-1 WORLD MAX 2004を

見た。しょっぱかった。何よりTBSのやり口が相変わらず泥臭い。画面の左右に選手のイラスト出さなくてもどっちが誰だか分かるって。そもそもダイジェスト試合があまりにも多すぎ。それと世界大会なのに日本人ひいきしすぎ。

決勝はせっかく良い試合だったのに無理すぎるドロー判定で全部台無し。ありゃ誰がどうも見てもブアカーオの勝ちだろうがよ。あの状態でなお「延長させれば魔裟斗の勝ちがあるかも」と思い、そう指令したであろう誰かさんはもう格闘技に関わらないで欲しい。視聴者・観客を馬鹿にしすぎ、素人扱いしすぎ。

こんなことしてるとただでさえいまいちマイナーなこの中量級大会、つぶれるよ。少なくとも私はもうあんまり次を見る気はしない。

今大会のベストバウトはスペシャルマッチ「山本“KID”徳郁 vs 安廣　一哉」だったと思う（酷いことにこれもダイジェストだったが！）。普通なら負けてるはずの絶体絶命のフロントチョークからの脱出はすさまじかった。久しぶりにええもん見た。

それにしてもブアカーオは強い。底なしのスタミナ、前蹴り→ミドル→膝の無限コンボ、強さが一人だけ突出してた気がする。まぁそれだけに「優勝候補同士の激突」と宣伝しながら対ジョン・ウェイン・パー戦をダイジェスト放送にしたTBSのやり口への不満がさらにつのるんだが…。