ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

日中首脳会談の考察

このところ日中関係考察がマイブームなのでニュースとか注目して見ていた。どうも統一性のない情報のリークが行われたようで総理会見とは微妙に異なる報道記事がちらほら出てきて混乱することしきり。でもまぁ私的にはここが重要な視点だったと思う。

嫌中感の渦巻く日本国内では「またかよ!うざいよ!」という扱いを受けているが、これは誤った見方だと思う。中国は来年、抗日戦争60周年を迎える。となれば当然、有形無形の「謝罪要求」を持ち出してきても不思議ではない。だが、会談直前にアホ大臣が例によってアホ失言をしても、なんと謝罪要求はしなかった。つまり中国はこれ以上、歴史問題でのいざこざは起こしたくないのだ。『謝罪はもう要求しない。だから最低限、靖国に行くのだけはやめてくれ。それで我々は面子を保ったことにするから。』というのが中国の本音だろう。小泉が遺族会の顔色伺いをちょっとだけやめれば、日中関係は改善の兆しを見せるはずだ。

  • ODAはまだ欲しい中国

「もういらない」とも「そうは言ってない」とも情報が流れているけど、総理会見で明らかになった「今回のODA引き上げはない」というのが一つの目安になるだろう。中国はまだODAは欲しいのだ。だがそれはただ単に悪鬼日本からカネを吸い上げてやれという感情的な意味合いではないと思う。何だかんだと強気のことは言いつつも、日本からの投資が中国経済のアキレス腱であることを中国指導部は自覚しているのだ。でなければわざわざ中国側から首脳会談を申し出たりはしないはず。マスコミ報道を鵜呑みにすれば今回の会談は平行線のまま終わった感じがあるけど、実は今回の会談は頑固すぎる小泉にじれた中国側が日本に自分の妥協点を見せるためのパフォーマンスだったんじゃないだろうか。私にはそう思える。