ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

M-1見ちゃったよ

気合入れて最初から見てたのに決勝の最初の方が酷くて思わずサカつくに移行。次に見たときは決勝の最後の方でアンタッチャブルがネタ披露してた。面白くて面白くてもうサカつくなんかやってる場合じゃない。あと10分くらい見てたかった。ランキングが発表されたら笑い飯が早くも落ちててびっくり。南海キャンディーズが登場して「うわーだめだこりゃ」と思ったから見るの中断したのにその南海がランクインしてるし。


笑い飯が決勝で消えたのは意外だったけど私は元々彼らを評価してなかったのでやっぱりこんなもんだったのかなという気もする。彼らはつまり”漫才技術屋”なんだよな。漫才師ではない。松本人志島田紳助笑い飯というコンビにではなく、彼らの持つ革新的な漫才技術に惹かれたんだと思う。まぁあとでビデオで確認しないと今年の彼らがどんなだったか判断できないけど…。


最終決戦はアンタッチャブルが圧倒的だった。アンタッチャブルの漫才は、ボケとツッコミがあるだけでは漫才は成立しないという、漫才の芸としての基本原理の証明だったと思う。彼らには他のコンビにはない、勢いとキャラクターがあった(メガネの方は生き返ったやっさんみたいだったなぁ)。南海キャンディーズにはキャラクターだけがあり、麒麟には勢いがなかった(まぁ無理もないが)。アンタッチャブルが勝つのは必然だったと思う。


目ぼしいコンビが優勝してしまって来年はなんかM-1大丈夫かという気もする。ただのキワモノキャラ大集合なM-1なんか見たくないよ。ていうか安田大サーカスは漫才なのか?まぁ彼らの場合「漫才だっつってんのに出場する」こと自体が芸になってるからいいけどさ。寒い敗者復活戦会場で熟睡してたHIROちゃんの身体が心配です。