ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

ジェニーはティーン☆ロボット 第2話B

第2話B 学校が火事だ〜!の巻(CLASS ACTION)

あらすじ(完全ネタバレ):
今日、ジェニーは大変困難な仕事をこなそうとしていた。それは高校に初めて登校すること。だがウェイクマン博士が校門で「いい子にするのよ〜!」とまるで小学生を送り出すときのような大声を出したため、ジェニーは早くもみんなに笑われてしまう。


この高校にはブラッドも通っている。ジェニーはガイドブックの”学校で成功するための十箇条”を忠実に守り、人気者グループに入ろうとする。そこで目に飛び込んできたのがおしゃれグループの中心的な二人組・ブリットとティフ。あの二人は意地悪だと忠告するブラッドの声も聞かず、ジェニーは二人の前に突然躍り出て「放課後に勉強会やろうよ」ととんちんかんな誘いをする。二人は「勉強会は定員オーバーだから、空きができたら電話する」と意地悪に切り返すが、ジェニーはそれがグループからの拒絶とは気づかない。


「早く学校に慣れたいの」ジェニーは色々やってみるが、ありすぎるパワー(と体重)のせいでロッカーを壊したりいすを壊したり黒板をぶち抜いたりドアをぶち破ったり蛇口を壊したり図書室の棚を倒したりバレーボールのボールをパンクさせたりと、失敗ばかり。さらにはブリットとティフに騙され恥ずかしい質問を校内放送してしまい、学校中の笑い者になると同時にラジンスキー校長に目を付けられてしまう。食堂でもブリットとティフに「テーブルがいっぱいだから、空いたらすぐ電話する」と意地悪され仲間には入れてもらえない。


結局ジェニーは周囲から浮いた存在になってしまった。食堂でも誰も周りに寄り付かない。そんなジェニーにブラッドは「君らしくありのままにしていればすぐに友達はできるさ」とアドバイスする。そこでジェニーは”ありのままの自分”=スーパーヒーロー・モードに変形。あっという間に人気者になる。ブリットとティフは面白くないが、ラジンスキー校長が「今度学校で武器を出したら退学だ」と宣告するのを見てジェニーをおとしめることを思いつく。


化学の授業中、ブリットは策略をめぐらし”フラスコを熱するため”とジェニーにレーザービームを発射させ、さらにティフはピン留めでジェニーの安全装置を誤作動させる。レーザー砲は暴走を始め教室の電気設備を破壊、飛び散った火花が先生のかつらを燃やし、教室は火事に。火は学校中に燃え広がるがジェニーの活躍で生徒は順調に避難する。


その頃ブリットとティフはまだ校内のボイラー室に残り、これでジェニーを学校から追い出せると高笑いしていた。だが火の手は二人のそばにも迫り、もはや避難不可能な状態に。助けを呼ぶ二人の声を聞いたジェニーはボイラー室に駆けつけ腕を変形させたはしごを下ろすが、二人は我先に駆け上がりジェニーに感謝の言葉もかけない。そして二人を逃がすはずみで室内に落ちたジェニーは火であぶられたボイラーが爆発寸前なのを目撃する。ボイラーを担ぎ上空へ飛び上がるジェニー。その姿が小さくなると、夕焼け空に大爆発が起き、ボイラーの残骸と一緒にジェニーの左腕が落ちてきた。


ジェニーが死んだと思ったブラッドは泣き叫ぶが、ジェニーは無事だった。全員無事に救助でき、ブラッドの持つ自分の左腕とハイタッチするジェニー。そこへラジンスキー校長が警官を伴って登場、ジェニーの「安全装置が突然作動しなくなっちゃったの」という弁明も聞かず警察に引き渡そうとする。だがここでなんとブリットとティフが警官とジェニーの間に割って入り、ジェニーを守ろうとする。


「あなたはヒーロー、これからは一緒につるみましょうねぇ!」感極まったブリットはジェニーと無理矢理握手するが、ジェニーの左手からはカラカラとおかしな音が。「故障の原因が出てきたわ」ジェニーが左手からピン留めを取り出すと、それを見たラジンスキー校長はすぐにそれがティフの物であると見抜く。ブリットとティフは警官に連行され、今度はさっきとうって変わってジェニーに逆恨みの感情を見せる。ジェニーはそんな二人に「釈放されたら、電話してねー!」と声をかけるのだった。



「初日から災難続きで学校が嫌になった?」と聞くブラッド。しかしジェニーは満面の笑みで答える「何で?最高だったわ!自分らしくしてたら人気者になれたし、明日から学校が楽しみよ!」その背後では今まさに学校の建物が崩れ、瓦礫と化していた。

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感想:

いやー短いストーリーの中に会話劇やきちんと説明されないことがたくさんあってこの話はあらすじ書くのがもの凄く大変だった(書き込みの日付は放送日に合わせてあるが実際には三日かかってる)。


原語のエピソードガイドを読んでみても、何でジェニーが急に高校に行くことになったのかは結局分からないし(いきなり学校に行くところから始まってる)。基本的にカートゥーンに理由はいらないんだけど、『学校行きたーい!』『ダメ』のひともんちゃくで一話作ったら面白そうなのでちょっともったいないと思う。


ちなみにあの学校が高校であることやラジンスキーが校長であることやブリットとティフがいとこであることは原語のガイドページを読まないとよく分からない。てっきり私はラジンスキーのことを”生活指導部の口うるさい教師”、ブリットとティフを”ただの友達同士”と思ってた。ただジェニーが騙されて校内放送をしてしまうシーンの、数学教室(?)の問題ボックス(?)が未だに何なのか分からない。


さて、難しいことを書こうと思ったがやっぱりやめた。ドジッ娘ジェニーさん萌え!特に「電話する」と最初に言われるシーンの「電話待ってるね♪みんなありがとー」のあのジェニーさん可愛すぎる。何度繰り返し見たか分からん。


あと”揺すられてゴニャゴニャいうティフ”もわりと好きだな。着てる服のせいもあるけど猫みたいで良い。ああいいなぁあの学校。行きてーよ行きてーよ。交代してくれシェルドン。