ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

日本オタク大賞2004見ちゃったよ

22日が本放送だったのにネット上ではもうすでに情報は消費され尽くした感があり、はてなでも反応は芳しくないようだ。まぁMONDO21を見られる人が本当に少ししかいないのかもしれないが。私はスカパー・レッドパックに入ってるからMONDO21ニコロデオンも見られる。レッドパックのチャンネルは華やかさはないけどちゃんと見ると面白いんだよーだ。


さて、いきなり総評になるが、もうこれやんなくてもいいと思う。少なくとももう無理に大賞を決める必要はない。なぜならパネラー各々の共通項が微妙にずれていて、もうオタク界全体の大賞を決められるような状態じゃないから。まぁ裏モノ日記を読むとその辺りの、オタク世界の拡散に伴う”中心がないよどうしよう”的な葛藤はあったみたいだけど、結果的にそれが何の実も結ばず去年とほぼ同じ形になってしまったのはとても残念だったと思う。


個人的には、もうはっきりオタク世界の領域を分けちゃって、その領域内での出来事を報告する形にした方がいいと思う。唐沢俊一氏は元々はそうしたかったみたいで、番組内でも「裾野が大事」という発言をしていたから、今後はぜひこういう方向にシフトしていって欲しい。


以下目についたポイント

  • 岡田斗司夫氏「秋葉原に行ってるのがオタクだっていうけど秋葉原に行ってないオタクの方が多いじゃない」そういやぁ、そうだ。
  • 岡田斗司夫氏(オタク学が騒がれた頃になんで選挙に出なかったのかつっこまれて)「俺は頭下げるのとか嫌なんだよ」ひょっとしてあの時あんたが逃げたから今も”代表者不在”が続いてるんじゃ…。
  • 冒頭の紹介と最後の個人賞のときだけしか発言できなかった眠田直氏。しかも個人賞は映画版クレしんと何とも無難。ティーン・タイタンズとかMLaaTRとか言ってよう期待してたのに…。
  • 鶴岡法斎氏は萌え擬人化についていけないらしく、それがむしろ意外だった。あんたもっと”こっち側”かと思ってたよ…(よく知らんけど)。ちなみに萌え擬人化は”画力とイマジネーションの粋な無駄遣い”だと個人的には解釈してる。なぜならとしあき達は”こんなことができるなんて、なんか俺らかっこいいなぁ”という高揚感を原動力にして色んなキャラを作り出していったのだから。