ジェニーはティーン☆ロボット 第9話B
第9話B 勝利をつかめ!の巻(GRID IRON GRORY)
あらすじ(ネタバレ有):
高校生活での人気者の定番といえばアメフト選手とチアガール。ジェニーはブラッドをアメフト部に入部させて自分はチアガール部に入部し二人で人気者になろうとする。しかしジェニーは入部テストで女の子を放り投げてどこかへやってしまい、入部を諦める。
ところがジェニーが偶然ラグビーボールをとてつもない勢いで投げたところ、これがアメフト部の監督の目にとまり、ジェニーはクォーターバックとしてスカウトされアメフト部に入ることに。でもこれで今までクォーターバックだったジャックはクビになり、工業専門学校のポリテックに転校してしまう。
ジェニーの活躍でそれまで弱小チームだったトレモートン高校ラグビー部・トレモートンクウェイカーズは連戦連勝。ジェニーは一躍校内の人気者になり鼻高々。そんなジェニーをブラッドは「みんながちやほやするのは試合に勝っているから。人気者と友達は違うんだよ」と諭すのだった。
そしていよいよ決勝戦。相手は初出場で決勝戦まで上り詰めてきた、ジャックがクォーターバックを務めるポリテック校だった。ジェニーはいつものようにプレーしようとするがポリテックの選手は全員パワードスーツに乗っていて、味方の選手は次々と負傷させられてしまう。ついにブラッドまでベンチ送りになってしまい、ジェニーはフィールドで一人きりに。
だがベンチのブラッドは、ジャックが無線でポリテックの選手に指示を出していることに気づく。それを教えられたジェニーはボールをぶつけてジャックの無線機を破壊し、ポリテックの選手たちを混乱させる。ゴールに迫るジェニー。そこへ味方選手のパワードスーツを奪ったジャックが立ちはだかるが、ジェニーはこれを撃破しタッチダウン、見事トレモートンクウェイカーズを優勝させるのだった。
試合が終わってすぐ帰ろうとするジェニー。ブラッドは不思議がるがジェニーはちやほやするファンより大切なのは友達だからと言う。だがまだジャックはジェニーとの勝負を諦めておらず、ブルドッグ型ロボットに乗り込むとジェニーに戦いを挑もうとする。しかしそこに猫が通りかかり、ジャックはそれを追いかけてしまう。さらにそのジャックを野犬捕獲人が追いかけ、二人と一匹は街の向こうへ去っていく。そして画面が暗転すると、ジェニーが投げた女の子がそこに落ちてきて尋ねるのだった「ここどこ?」。
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第9話B スタッフ
STORYBOARD:TREVOR WALL
DIRECTED:TIM WALKER, ROB RENZETTI
第9話 脚本
WRITEN:MIKE BELL, ZEKE K, ALEX KIRWAN, MARY HANREY, TREVOR WALL, ROB RENZETTI
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感想:
『熱い風〜受け止めろ〜アイア〜ンジェニー♪』(疾風!アイアンリーガーOPより)
チアリーダーになりたかったジェニーがなぜかアメフト選手になってしまうお話。なんですが、かなりメチャクチャというかぐだぐだなストーリーで感想に困っちゃうお話でもあります。脚本がなぁ…。ジャックが猫を追いかける一段目のオチは意味不明だし、女の子が落ちてくる二段目のオチは面白いけど反則。ああいう楽屋オチ的な演出は「おそ松くん」みたいなギャグ濃度の濃いアニメでならいいけどティーン☆ロボットみたいな”基本的に作品世界がこっち側にはみ出してこない”アニメでやっちゃだめです。責任者出てこい。悪いのはTREVOR WALLか?TIM WALKERじゃないとは思うけど…。
どうせならチアガールのジェニーを見たかったなぁ。スカートはいてポンポン持ってさ。嗚呼かわええ…(妄想中)。何?スカートならもうはいてるって?ひらひらしたのがいいの!『ジェニー+ひらひらスカート=通常の三倍かわいい』これテストに出ますよ!
あとは、他のところでも言及されてるけど名もなき群衆の人々まで一人一人きっちりキャラデザインされてるのが凄い。その中でも一人かわいい子がいますね、猫目の女の子。スタッフがお気に入りだったのか何度も出てくるのがおかしいです。
チアガールのアクロバットアクションをやろうとしたジェニーに空の彼方へ飛ばされちゃう女の子。かわいい。鬼太郎ではありません(超人ロックでもありません)。でもあそこって次元の狭間かなんかだよなぁ。怖ぇ…。
MLaaTRロゴ模様のかわいい花火。ちなみにこの話でジェニーは初めて「ジェニー・ウェイクマン」とフルネームで呼ばれます。
画面真ん中上の特徴的な猫目の女の子に注目。こんなにかわいいのに彼女は名前もない群衆の一人です。余力有り余っとるなアメリカアニメは…。なおこの子は別の試合も見に来てます。アメフト好きなのか?
バラバラジェニーさん。カートゥーンだから死なない〜♪試験もなんにもない♪(あるけど)。ここで毎度おなじみの台詞をひとつ。本当に意地悪だなぁレンゼッティは!