ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

「超人ロック 冬の虹(2)」読んじゃったよ

軌道エレベーターを巡る攻防は依然続いている。といってもESPのテロリストが地味に攻めきて、それをロックたちが防いでるだけ。軌道エレベーター自体は少しずつ完成に近づいてるようだ。もっともこれが完成しないと宇宙時代が来ないんだから完成はするんだろうけど…。


分かっていたはずなのに一番驚いたのはロックの現状。何と使えるESP能力は”強力なテレパシー”だけ。あと傷の治りが異常に早いみたいだけど”代謝加速”をしてるシーンはない。無意識にやってるのかな?他の能力は強靱な精神力と軍上がりの戦闘術。うわぁ全然”超人”じゃねええEEE!ただこの巻ですでにロックの最大の特技”ラーニング”ができることは明かされる。そしてできるようになったのは”サイコキネシス”って基礎!すげぇ基礎!もしこの状態で”第2段階”までいったら一体どうなるんだろ。


スーミンちゃん(王志明)はロックの敵になるのかなと思ってたけどどうやらこの話のヒロインになるようだ。「超能力を人の役に立てたい」とか言ってとても素直でかわいい。顔もすっきりしてて好みだな。聖センセは一頃”タレ目病”にかかってて、女性キャラが軒並みタレ目になって気持ち悪かったんだけどどうやら快方に向かいつつあるようだ。良かった良かった。


終盤出てくるC国の軍人がもの凄く事務的に人を殺しててメチャメチャ怖い。特に181ページ。すたすた歩きながら二発だけ撃って二人殺してる。今後ロックの敵になるんだろう。物語的にはまだ序盤なんだろうか。原子力潜水艦絡みで展開が変わってくるんだろう。