最近読んだ本
- 作者: 町山智浩
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2004/12/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 町山智浩
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2000/08
- メディア: 単行本
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海外モノ、というかアメリカのTV番組が好きなんだからその文化とか知らないとね、というわけでアメリカ社会を底から見た町山さんの本を二冊。以下分かったこと。
- アメリカのTVは1月にミニ改変期・9月に本格的な改変期がある。
- 新番組をワンシーズン放送したらあとはその再放送を延々と流して人気があれば次のシーズンが始まる。なけりゃおしまい。
- アメリカ人のほとんどは田舎者。
- 日本だと明日にも練炭自殺しそうなほどどん詰まりの人生を送ってる人が結構のうのうと生きてる。
- と思ったら学校でも地域でも人種だの宗教だの嗜好だのの差別が酷くて生き抜くのは苦しそう。
- 特に”トレンチコート・マフィア事件”以降、ゴス愛好者への差別が凄い。
アメリカドラマ好きとしてはブラウン管の中の世界がアメリカの姿だと普通に思い込んでたので結構衝撃的だった。なんだみんな田舎者のでくのぼうなんじゃないか。でもそれでいて暮らしていけるのが不思議だなぁ。仕事のないホワイト・トラッシュなんか一体何をして生活してるんだろう。
ただ、読んでて少し誇張臭い部分もあったので(例えばシンプソンズの紹介記事とか。なんかホーマーが残虐すぎ。あれじゃ見たことない人には誤解される)これを頭から信じ込むのもまた間違いなんだろうとは思う。