ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

スポンジボブのひ・み・つ

Read Me! Girls!さんの掲示板で「スポンジボブのゲイ疑惑」を知り驚く。まさか「スポンジボブは大人にも人気がある」てのは”そういう意味”だったのか…?というかその前に何でこれに宗教右派が噛み付いてるのか分からん。


では早速「SpongeBob gay」でググってみましょう。ホイ来た408,000件ヒット!ゲェーこりゃ本物だ。というわけで翻訳にかけてみると、どうもこれはティンキ・ウィンキーのときのようにかなり言いがかりに近い話らしい。


まめちしき:以前、宗教右派は「テレタビーズ」のティンキ・ウィンキーにも噛みついたことがある。理由は”体色が紫=中性の象徴=ティンキ・ウィンキーはゲイ”だから(トンデモ三段論法…)。これに反発したゲイコミュニティは逆に開き直ってティンキ・ウィンキーをゲイのシンボルアイコンにしたそうな。


ググって最初にヒットするMSNBCの記事を要約するとこんな感じ。

MSNBCの同ページでは”問題のシーン”のムービーも見られる(私はまだ見てない)。→【追記】ニュースムービー内で”差別やめようビデオ”を見た。スポンジボブの出番なんかほとんどない!ニュースキャスターの人も「これで何で?」て半笑い。


うーんどうやらこういうことのようだ。

E! Online Newsの2002年8月の記事より

  • スポンジボブは元々ゲイコミュニティのアイコンである。
  • 理由は男性らしさがないしパトリックと頻繁に手を繋いだりするから。

つまり「大人にも人気がある」ってのはやっぱり”そういうこと”らしい…(汗)。そして”スポンジボブはゲイコミュニティのアイコン”が”スポンジボブはゲイ”というイメージにすり替わったところに、宗教右派の脳内で”そういうキャラがビデオの中で多様性を認めようと言ってる=スポンジボブはゲイを支持していてる。許せん!”という変換がなされたのがスポンジボブ攻撃の原因らしい。


この騒ぎがでかくなったのは宗教右派グループのジェームズ・ドブソンなる人物が”ワシントンの偉いさんとの会食中”に話題にしたことが発端とか。どれくらいでかい騒ぎになってるかというとBBCニュースニューヨークタイムスにも取り上げられてるくらい。


初めは何かの冗談かと思ってたけど、ここまで話がでかくなるとスポンジボブがかわいそう。サンディともっと積極的にいちゃいちゃしてればこんな騒動に巻き込まれずにすんだろうにねぇ。まぁ、そういう問題でもないか。とにかくこんなことでニコロデオン唯一の人気キャラクターが消滅するようなことがないよう願っております。なお訳し違いによる事実誤認があるかもしれませんので実際にググって見てみることをお勧めします。