ふとんのなかから

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ハンナバーベラとCNスタジオの関係

どうもハンナバーベラとカートゥーン・ネットワーク・スタジオの関係がはっきりしなかったんだけど、カートゥーン・ネットワーク・スタジオの実体がハンナバーベラということらしい。1990年にハンナバーベラの親会社が破産して1991年にターナーがハンナバーベラを買収、その辺りでちょうどフレッド・セイバートが社長就任&カル・アーツ組が入ってきて勢いを盛り返し、カートゥーン・ネットワークと関係が深くなって、カートゥーン・ネットワーク・スタジオに吸収というか名称変更というか、とにかく一体化したようだ。だから昨日書いたレンゼッティの履歴は間違いではないらしい。


Wikipedia参照
http://en.wikipedia.org/wiki/Cartoon_Network_Studios
http://ja.wikipedia.org/wiki/ハンナ・バーベラ・プロダクション


デクスターズラボ」も「パワーパフガールズ」も作っていたのはハンナバーベラ。1998年ごろから、ハンナバーベラのクレジットがカートゥーン・ネットワーク・スタジオに置き換わっていき、2001年にウィリアム・ハンナが亡くなってからはもうハンナバーベラ=カートゥーン・ネットワーク・スタジオになった。ハンナバーベラ名義は今では「スクービー・ドゥー」といった一部のクラシック作品を作るときしか使われない。


しかしこうやって調べてみるとフレッド・セイバートがやたらとかっこいい。突如やってきてあっという間に瀕死のハンナバーベラを救ったと思ったらそれに固執せずすっぱり独立して自分の会社を興しちゃうんだから。なんか”生きる伝説”みたいな感じの人だ。現代カートゥーン史、奥が深いぜよ。