ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

へんなきょうだい

「不可解」と貴乃花親方 兄の相続放棄に不快感
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050705&a=20050705-00000090-kyodo-spo


目先の遺産よりタレント生命を取った花田勝氏が肩すかしを繰り出しますた。そりゃあなぁ「あったかい”お兄ちゃん”」のイメージで売ってたのにこうもあの目つきの鋭い弟にギャンギャン噛みつかれたら「あばら骨の浮き出た体に尖った鼻と鋭い目つきのサイコで怖い弟の兄のマスコミの前ではしゃべらない花田勝氏」ていうイメージがついちゃうていうかついちゃってるもんなぁ。「花田勝氏」ていうフルネーム+氏の名称もがっつり定着しちゃったし。


でもこれで分かりやすい争点がなくなったので、ついに問題は「結局彼は何であんなに怒ってんの?」ていう根本的な、貴乃花の精神的な部分に移っていくわけです。兄弟の争いっつったって誰がどう見ても貴乃花が一方的に兄を嫌って吠えてるんですから。こうなるとワイドショー的にどこまで受け入れるのかなぁというのがちょっと気になります。貴乃花のダークサイドのレベルにもよるんでしょうけど紙媒体は喜んでもTVはキモすぎて手を引くんじゃないでしょうか。


やっぱり事がここまで大きくなるまで何もしなかった花田勝氏の当事者能力のなさは責められるべきだと思います。「兄が部屋を継いでいてくれたらこんなことには」みたいなことを貴乃花もちょっとしゃべってるしおそらく彼のいらだちの原因もその辺りの、自分の理想とする兄と現実とのギャップが始まりなんでしょうから。