ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

映画「スポンジ・ボブ/スクエアパンツ」を観た

映画の日に鑑賞。あー確かにこれは普通のスポンジ・ボブだ、感想終わり。…前言撤回、これは普通のスポンジ・ボブじゃない。スポンジ・ボブというのは意外と会話ギャグやシチュエーションギャグで成り立ってるアニメなんだけども(例えばスポンジ・ボブがボケる→イカルドまねして酷い目にあう、とか)この映画はそうじゃなくてカートゥーン本来の、動きや表情といった作画力で魅せるギャグに立ち返ってる。といってもそこはニコロデオンだから〜つまりその、狂ってる!(笑)。目が飛び出るわ尻が丸出しになるわシワが増えてあんた誰みたいになるわもう何でもあり。だから「レンとスティンピーみたい」という感想は非常に的を得てると思う。カートゥーンずれしてなさそうな後の席のカップルの女が、スポンジ・ボブの一挙手一投足にゲラゲラ笑ってたのが実に印象的だった。


普段からわりとTV版を観てる身としては主役声優の変更はちょっと残念だったなぁ。ナレーションの声はいつもの人っぽかったから本来のスポンジ・ボブである鶴博幸さんもいたような気がするんだけど(未確認)。何より谷育子さんがパフ先生役で出てるのにパトリックは別の人、というのが最後まで慣れなかった。あとプランクトンが長島雄一さんていうのもなぁ、うーんどうなんだろ。原語版に合わせたんだろうけどねぇ…。ただ松野太紀版ボブはクライマックスの歌がすごく良かった。あれは圧巻だった。ちなみにいつものメンバー以外のキャストは以下の通り。スポンジ・ボブ/松野太紀さん、パトリック・スター/長嶝高士さん、プランクトン/長島雄一さん、王様/月に一度小洒落た朗読会をやっている銀河万丈さん(笑)。ミンディーは誰だったのかな。ミンディーは顔はブサイクなのに動くと妙にかわいくていいなぁ。特にあのおっぱおが…。デビッド・ハッセルホフ佐々木功じゃなかった。これも残念(ベイ・ウォッチ版に準拠したのかな?)。


まとめ。TV版と同じものを期待すると違和感があるけどカートゥーン映画としては面白いんじゃないですかね〜。「目が焼ける!」とひからびるところは笑いどころです。あとエンディングが長くても席を立たないように!ところでPG13指定についてだけどこれパトリックの網タイツが引っかかったんじゃないだろうか。あれはドキッとしたし。それとスタッフ名をじくじくとチェックしだけど韓国名多いねぇキムだのパクだの。日系人で確認できたのはほんの数名。こんなところでも「大丈夫か国内アニメ」というのを感じたりしました。