ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

ジェニーはティーン☆ロボット 最終話

最終話 クラスターの侵略〜地球最後の日〜(Escape from Cluster Prime)

いい話だなぁ。場面転換のテンポが良くて面白いし美術・脚本の完成度も高い。そして泣ける。挿入歌のとこと「自分はみんなを守るために生まれたの」と言うシーンでうるっと来ました。特に挿入歌のとこはあとで英語版見たら「They need me」と歌ってるし!これでもうぶわっと来ました。「They need me」ですよ。何とせつない…(思い返しても泣ける)。ジェニーはついに地球でもみんなに必要とされる存在となって大団円。日本ニックがなぜこの話を最後にしたのか分かるような気がします。さすが「ジェニーはティーン☆ロボット」というタイトルにした、この作品を大事にするスタッフだけはあります(と思いたい)。その意を汲んでここでは最終話としました(私ゃ英語版の放送順に従ってまだシーズン3をまともに見てないんだけども!)。


そういえば最初の先行放送があったのも2005年のちょうど今ごろでしたね。思えば長くも楽しい日々だった。単にかわいいだけじゃないジェニーというキャラクター、カートゥーンの歴史の表舞台に立つことはついになかったけども”不幸な境遇にも全くめげず自分の個性を貫いていくロボットの少女”を描ききったことは実は凄い偉業だったと思います。結局ジェニーが落ち込んだのって「泥だらけのパーティーの巻」のときだけだったし。既存のロボ少女の枠に収まらないキャラクターとして(これからも生まれるであろう)ファンに末永く記憶されていくことでしょう。


ところでこの話、元は30分×2回の構成だったんですね。アメリカ放送版だと途中のエンディングとオープニングがなくて1時間番組になってるんで今日は驚きました。実は密かに「エスケープ・フロム・クラスター・プライム」の完全版だったんですなぁ。やるときはやるな日本ニック。あっぱれ。日曜の放送分は英語音声で録画しよう。


※この項あとでキャプチャ画像とか追記します。