ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

トニー・ロスと「リトルプリンセス」

リトルプリンセスについて調べて色々分かったのでまとめ。まず原作者トニー・ロスについて。トニー・ロスはイギリスで有名なイラストレーター・絵本作家。児童小説「Horrid Henry」シリーズの挿絵と、あとは自分自身の娘をモデルにして描いたという「リトルプリンセス」が代表作。


リトルプリンセスは1986年の絵本「I Want My Potty(邦題:おまるがない!)」がデビュー作。この時5分間のアニメ版も作られたそうな。内容は3歳か4歳のプリンセスのトイレトレーニングの話。邦題がついていることから分かる通り、日本でも1993年から1995年にかけて「ちいさなおひめさまシリーズ」として絵本が四巻だけ発行されていたらしい。


プリンセスの絵柄の変遷史。これはおそらく初期のプリンセス。まだつぶらな瞳でじゃりん子風味がありません。


で、ちょっと時間が経つとこうなる。もうホルモン焼いてる感が出てきました。もっと目の回りに寝不足感があるとアニメ版の顔になります。


これは最近の。幼女が少女になってしまいました。ロージーちゃんはズボン派なんですな。そうですロージー(Rosie)というのはプリンセスの本名です!この少女シリーズになるまで自分で自分の名前を知らなかったそうな(笑)。


最後にグッズ方面。14インチのプリンセスぬいぐるみ。35センチ!でかい。でも微妙に似てないかな…。もっと汚し塗装(笑)があっていいんですが。


というわけで、何てことはないように見えるちょっとした作品にも実は歴史とかあるんやでというお話でした。少女シリーズ「The Not So Little Princess」はそのうち読んでみたい。