ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

「トランスフォーマー/ロストエイジ」を観てきた

主人公のケイドがテキサスのピッカーズで、スカパーの「ファスト&ラウド」や「アメリカン・ピッカーズ」なんかのお宝発掘番組を見てる身としてはいきなり「おおっ」となりましたねぇ。序盤はカーレストア番組で見たことのある車も何台かあったような。


「シカゴがメタクソに破壊されたせいでトランスフォーマーが目の敵にされてる」って設定は上手いなと思いました。そのわりには、のちに出てくるシカゴが復興途中とかでなく全く無傷でしかもまたメタクソに破壊されるのはどうなんだと思いましたが(笑)。


ラチェットがむっころされてしまうのは、まぁショッキングなんでしょうが意外と心に響かなかったかなぁ。あの人あんまり役に立ってなかったし…。リベンジに出てきた小うるさいツインズが無惨にも〜って方がよかったかも。


3時間近くても長さは感じなかったですね。削るべきシーンも、そんなにはなかったような…。ルーカスの死体がなぜか何カットも映されるのはいらないかなぁ。アメリカ人はギャハハと笑うシーンなんだろうけどホラー慣れしてないからグロイわ。あとはハゲ社長のエレーベーターギャグのシーンもいらないかなぁ。マイケル・ベイお約束のバカシーンなんだろうけども。


全体的には映画というよりなんかアトラクションみたいな感じでしたね。大体観るとみんなこう思うようですが。アメリカ編と中国編に分けてもいいのかなーという気もするけどそこまでする内容でもないか。


キャラクター的にはハウンドが良かったなぁ。というか異常に強いハウンドいなかったらオートボット・人類陣営全滅してたぞ(笑)。あとダイナボット軍団があんなに巨大だとは思わなかった。あの圧倒的な感じはいいですね。ガルヴァトロン様は例によって「俺様はガルヴァトロンだ!」と自己紹介してくれるシーンが山場(笑)。人造トランスフォーマーは分子組み替えができるから、物理攻撃で一体どうやって倒すんだろうと思ったら後半になったら急に普通に銃で撃つと壊れるという。さすがベイ映画だぜ(笑)。オプティマスも急に空を飛べるようになるし。あれはびっくりしたなぁ。劇中でも破損して重傷だったのがいつの間にか回復してたり、もしかするとトランスフォーマーは某奇妙な冒険のスタンドみたいにいつの間にか都合よく『成長』するのかもしれませんね(笑)。


ストーリー的に説明不足だったり謎が提示されたりしたんで続編も期待したいですね。ロックダウンの船内での騎士だか勇者だかの話はなんだかさっぱり分からなかったし、何より創造主が誰なのか気になります。クインテッサなのかそれともユニクロンなのか…。