ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

破壊王の死から一日経って

「もうこの世に橋本真也はいないんだなぁ」とぼんやり思いながら全然実感がわかないんですが、ちゃんと受け止めようとすると涙が出そうになるので受け止めたくないのかもしれません。橋本はプロレスが最強だった時代の最後のヒーローだったと思います(武藤と蝶野には悪いけどそう思いたい)。豪快さと器用さを合わせ持つ技の数々はいつ見ても格好良かった。そしてそれらの技を突然出してマンガみたいに一発逆転する姿にはいつも驚かされた。直下式DDTとか水面蹴りとか、ほんと「ここぞというときに」出すのが上手かったんだよなぁ。最近じゃ川田の延髄切りを袈裟斬りチョップで撃墜とかさ…。お疲れ様とかご冥福をなんたらとか書きたくないです。小川には”破壊王伝承”みたいな勢いで頑張って欲しい。


それにつけても古舘伊知郎、どのツラ下げて殉職などと言えるのか。辻よしなりには橋本を語る資格が十二分にあるけどお前にはない。昔取ったなんとやらで出しゃばるのもいい加減にしてくれ。だいたい「受け身を取れない技を使うから悪いんだ」みたいなアホみたいに短絡的なこといってるけど、そもそも垂直落下式ブレーンバスターとか直下式DDTで、古舘のいう”受け身の取れない技”をヘビー級で解禁させたのが橋本だったんだよ。本当に分かって発言してるのかあの人。ナンシー関さえ生きていたらああいう発言はきっちり断罪してくれたろうに…。