ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

ジェニーはティーン☆ロボット 第14話

第14話 「おしゃれ戦争!の巻」(VICTIM OF FASHION)

あらすじ(ネタバレ有):
ジェニーは宇宙暴走族を退治するがボディがドロドロに汚れてしまい「これじゃ学校に行けない」と嘆く。その頃学校ではブリットとティフが自慢のファッションを見せびらかし生徒たちの注目を浴びていた。そこへ車の修理工場でワックスをかけられたジェニーが登場、まぶしく輝くボディに皆は大喜びする。しかしその様子にプライドを傷つけられたブリットは「ジェニーは毎日毎日同じものを着ている」と皆の前で笑い者にし、ジェニーに恥をかかせる。


学校からの帰り道、ジェニーはブラッドとタックとシェルドンに事の顛末を聞かせ、ファッションで二人を打ち負かしたいと言う。ブラッドの提案でジェニーはさっそくファッション誌「ファッショニスト」を見て勉強しようとするが、ファッショニストはなぜかおしゃれとは無縁のシェルドンが大量に集めていた。ジェニーはシェルドンの家でファッショニストをスキャンし、変形機能を使って外観をどんな服装・髪型にも変えられるようになる。


翌日、ブリットとティフは今日も派手な服を着て登校していた。しかしそこにジェニーが飛来、「昨日と同じ服じゃないの」とからかうブリットの目の前でミラーボール付きディスコファッションに変形して見せ皆の喝采を浴びる。ファッションリーダーの座を奪われたブリットは憤慨し、ここにジェニー対ブリット&ティフのおしゃれ戦争が勃発するのだった。


それからブリットとティフは秘蔵の衣装からジャン・フィリップブランドの発売前ドレスまで繰り出して学校のあちこちでジェニーに勝負を挑みにかかる。だがその場でどんな服も作り出せるジェニーには全くかなわない。しかしボディにアイテムを追加することで姿を変えているジェニーの弱点を見抜いたブリットはスリムファッションでジェニーに挑戦し、変形では細くなれないジェニーを打ち負かすのだった。


ジェニーは初めての敗北を喫し非常に悔しがると痩せることに異常な執着を見せ「強さよりファッションが大事」とボディから全ての武器を外すようシェルドンに強引に頼む。シェルドンは渋々ながらこれに応じ、武器の除去作業を始めると部屋はジェニーの内蔵武器でいっぱいに…。


次の日、奇抜な一輪バイク姿で学校にやってきたブリットとティフの前にスリムになったジェニーが現れる。しかしその体は骨組みだけになっていた。とんでもない変わりように皆は驚き、ジェニーがまた注目の的になったことでブリットは苛立つ。


そんなとき宇宙暴走族がジェニーを探しに修理工場に現れた。ジェニーは戦おうとするが何一つ武器を装備していないため逃げ回るばかりでついには捕まってしまう。ところがそこへタックの操縦するロボットが乱入し、宇宙暴走族をやっつける。そのロボットはジェニーから取り外した武器で組み立てたものだった。生徒たちはタックのロボットを「かっこいい」と取り囲み、それを見たジェニーは武器をつけ直してまた注目を浴びようとシェルドンをつかんで走っていくのだった。

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第14話 スタッフ
STORYBOARD:ALEX KIRWAN, BRANDON KRUSE
DIRECTED:CHRIS SAUVE, ROB RENZETTI

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感想:

いろいろあってレビューがすんごく遅れてしまった。もう仕方ないのでゆっくりやります。というわけでシーズン2の初回であります。まさか本当に秋に放送されるとはねぇ…信頼できる情報筋から聞いていたとはいえ「冬あたりにずれ込むんだろうな」とは思ってたし大体そうなるものなのでほんとにびっくりですよ。ありがたやありがたや。


さて「いつも同じ服を着てる」と指摘されてジェニーさんが恥ずかしがることからこの話が始まるわけですが、ブラッドなど他の皆さんも毎日同じ服を着てらっしゃるのはどうなんでしょうか(笑)。前半ちょっとジェニーの声が佐々木さんのままで大丈夫かなと思いましたが、すぐいつものジェニーに戻って何よりでした。勘を取り戻すのは大変なんでしょうね…。しかしまぁシーズン2はジェニーさんはっちゃけぶりが凄いですね。シーズン1の第一話ではおとなしい女の子だったのになぁ。アドリブも凄い「でぶっ!」て(笑)。


見てて思いましたがシーズン2になって日米スタッフともにティーンロボットに慣れてきたようですね。シーズン2はシーズン1より作品として高いレベルでまとまってる感じがします。日米の良い面が絶妙に融合してるので”アメリカのアニメ”と一括りにもできないような何か新しいモノになってるような…考えすぎ?スタッフが慣れたのはメタギャグができるようになったことでも明らかですね。なぜか高校にいるタックに向かっての「お前自分の学校に行けよ」はめちゃ笑いました。シーズン1のギャグは正直寒いのが多かったっけな…。


衣装チェンジについてですがスケッチブックやらTV TOMやらで目にしたものが使われてて「ああこれだったのか」とちょっと感動しました。ブリットはまぁいつもと同じようなノリなんですけどティフの服が露出過多で凄いですね。ホットパンツにボンテージに網タイツてソッチの趣味があるとしか思えん。ジェニーの方は激ヤセ以外は全部かわいいんですけど、特に蝶(蛾?)のやつが好きですね。下ろした髪にワンピースと深めのブーツ、すてきです。


激ヤセジェニーは拒食症の比喩なんでしょうけど、どちらかというとあれってつまり全裸なんじゃないでしょうか。あらすじでは骨組みと書きましたが「着てる服を全部脱いだ」と解釈すればまぁ全裸でも間違いはないですからねぇ。というわけで当ブログではあれは裸と認定します(笑)。公衆の面前で恥ずかしげもなくおっぴろげ!ハレンチロボガールめ〜。「いいからやって!!」と武装解除を半ば命令するイカレたジェニーさんもすてきでした。はっちゃけジェニーさん万歳!



何だかよく分からない状態ですがプレス機モードを解除しているところです。たぶんパンツはいてない!(笑)


シェルドンのストーキング成果の図。飛んでるところを撮るなんてどんな望遠使ってるんだ…。


アンキパン方式で紙面取り込み。ロボットは便利でいいですね。これを学校の勉強には生かせばいいのに。


髪を下ろしたジェニーさん。大人びて見えますな。ピアスがかわいいです。普段からこういう格好してれば一目置かれそうな…。


リボンとドリルでハイヒールの出来上がり。上図のピアスもそうですけどこういう変形アイディアはさすがですね。


ディスコキングモード。朝から何やっとんじゃ。全体的に70〜80年代ファッションが多めな感じでした。こういう描き分けがさらっとできるのは素晴らしいですね。日本のアニメなんか…いや何もいうまい。


セクシーティフ。へそ出し生足ホットパンツてはじけすぎですよ!ちなみにこれはジェニーさん製の鋼鉄の帽子を踏んづけようとしてびくともしないところ。


これ一番好きですね〜。羽と触覚を取った状態の格好が凄くかわいらしい。なのにこのシーンは絵が小さくて残念です。


フレドレターのスケッチブックにも載ってるヴィーナスモード。もう服じゃなくて舞台装置になってるんですけど…。


ヴィーナスモード第二形態。これもかわいい。ジェニーさんて普段は肌を露出してるから隠すと印象ががらっと変わりますな。


ジェニーのことを「ジェニーさん!」と呼ぶ青年現る。おお同志よ!(笑)得意気なジェニーさんがかわええ。


はじけすぎティフその2。学校ですから!そういうプレイの場所じゃないですから!ちなみにこれは”体より細いところからひょいと出てくる”というカートゥーンの伝統的なギャグをやってるところ。


「でぶっ!」と言ってるシーン。佐々木さんはじけすぎ。お腹にやや子ができたわけではありません。


にこにこしながら内臓を切除されるシーン。やっぱり物体を縮小させて体内に収めてるんでしょうか。このあとシェルドンは記念にいくつか部品をちょろまかしたと思われます。


どうもー裸ロボでーす!衆人環視でフォ〜!!乙女の恥じらいはどこへやら…。


ジェニーさん変なところをつかまれるの巻。今度は明らかにパンツはいてない!(笑)


最後に今回のアイディア賞、敵をからめ取る武器のネットカタパルト。これは笑いました。なんと編み棒でネットを編んでから投げつけます。さまぁ〜ず三村的にツッコむと「今から作るのかよ!」。