ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

コミックマーケット89の出し物は

新刊「JENNY-SAN NO DOUJINSHI VOL.18(400円)」と既刊「同 VOL.17(300円)」と「同 VOL.16(300円)」の三冊です。今回は日本放送10周年記念ということでゲストの皆さんにティーンロボットの魅力についてたずねてみました。結構ばらけるもんですね。どうせならアンケートとかやればよかったな。そのうちやりましょう。


「JENNY-SAN NO DOUJINSHI VOL.18」の内容はこちら。
イラスト:「サンタジェニーさん / だっちゅーのミスティ」どもしペッテさん
マンガ:「ブラックフライデート[Black fryin' date]」しなごーぐさん
マンガ:「ウィルスバスターうぇいくまん」kihenさん
イラスト:「触手惑星 / バイクジェニーさん」zundaさん
マンガ:「ジェニーはティーン☆オブ・ザ・デッド」ぞこいらさん
小説:「キスしないと出られない部屋」土地神 ピクシブにサンプルをアップしました


表紙はLeeXさんです。イイネ!

裏表紙はいつものやつ。


通信販売 もやってますのでぜひ。では29日東5ホール ピ-13a ウェイクマンズラボでお待ちしてます。よろしくー。

コミケに受かっただよ

サークル「ウェイクマンズ ラボ」は、コミックマーケット89で「火曜日 東地区 ピ 13a」に配置されました!コミケWebカタログにてサークル情報公開中です https://webcatalog.circle.ms/Circle/12334218/

出し物はいつものジェニーさんのアンソロジー本です。参加者募集中!私はキスしないと出られない部屋の話かな。あらすじはできてるのですぐ書けそうです。あともしかしたら最近ハマってる「ナースエンジェルりりかSOS」の小説個人誌があるかもしれませんがまぁないでしょう!(どっちなんだ)

優れたショートショートの方程式Ver.2

以前書いたショートショート方程式の改訂版です。

「なんだかんだいってもオチはパワーである」という考えに基づいてオチを重視する方向性になりました。結局、お笑いでもそうですもんね。アンガールズのギャグみたいに明確なオチのない芸もあるけど、けして主流ではない。アンガールズだってもうテレビでジャンガジャンガやってないし(笑)。つまりショートショートにおいてもオチのある作品こそ主流・王道であって、オチはそのメインエンジン、パワーなのです。オチのパワーによってその作品のパワーも2倍3倍になる。だからかけ算になりました。「オチは界王拳」と思うといいでしょう。その他の要素はまぁ見た通りです。アホみたいな作品でも実はこの方程式に沿うように作っているんですね。全然そう見えませんね。


あと、二次創作用の魚からダイオキシン理論。
「○○は△△したい」というタイトルから物語を発想する
例:「ジェニーさんは早く帰りたい」「りりかはおまんじゅうを食べたい」


二次創作は既存のキャラクターが動いてナンボだからストーリー主導よりキャラクター主導の方がいいんだろうなぁと思ってこうなりました。二次創作用の魚からダイオキシン理論でまだ作品は作ったことがありませんが(笑)たぶんこれが正解です。

コミックマーケット88のご案内

全然告知してなかったけど夏コミに当選してたんじゃよ。というわけで「JENNY-SAN NO DOUJINSHI VOL.17」入稿しました。通販ページ(http://wakemanslabo.cart.fc2.com/ca1/49/p-r-s/)もセット完了で予約受付中です。コミケ前までに入金確認ができましたらビッグサイトから産地直送でお送りします。今回の内容。


イラスト:「skinsuit01.002」新田真子さん
マンガ:「ニュージェニー!」 イラスト:「ライト」いそマルさん
マンガ:「ジェニー・イン・ゲーム」どもしペッテさん
マンガ:「メッセージ」皿洗いさん
マンガ:「世界の料理ショー[The Glopping Gourmet]」しなごーぐさん
マンガ:「喫茶店くらすたぁ」ぞこいらさん
マンガ:「INSIDE BODY」LeeXさん
マンガ:「男の子の夢」kihenさん
マンガ:「ジェニーはティーン★ネーター」k-なっとうさん
イラスト:「鋼鉄の乙女」zundaさん
マンガ:「ジェニーはロリータ☆ロボット」スカポン太さん
イラスト:「My Life as a Folklore Robot」倉井部ケイシさん


ティーンロボット放送もしてないのにゲスト様がいっぱい!天変地異の前触れか。いやいやジェニーさんの魅力は放送してなくても色あせないのです。今回私は誰も喜ばないっぽい読み物をやめまして表紙を描きました。本の下敷きとして大活躍してきたIntuos3を使ったのは何年ぶりだろう…。


テーマは「かわいい」。白い枠線の中に収まってるので本の状態で見ると「ああ、これはかわいい」となるはず…。


こっちはいつもの裏表紙。


サークルは8月15日(土)東6ホール ト-39b『ウェイクマンズ ラボ』です。既刊の「VOL.16(300円)」も持っていきます。「VOL.17」は500円です。今年はとてつもなく厳しい暑さが予想されるので十分に対策を取って来場してください。コミケをなめたらいかん。ではよろしくお願いします。

魚からダイオキシン理論

物語を考えるときはいわゆる”物語が降りてくる”のが一番楽でいいんですが、人間、病気をしていたり、寝不足だったり、腹が減ってたりすると降りてくる余裕なんかありません。しかし公募には締め切りがあり、応募しないと二万円もらえるチャンスもない(笑)。そこで”半強制的に物語を降ろす”方法を開発しました。


名前は「魚からダイオキシン理論」。これにはタイトルの力を使います。タイトルには物語を思い起こさせる力があります。これを利用します。例えば「北北西に進路を取れ」なら、北北西に進路を取らないとえらいことになるんだな、きっとサスペンスものなんだな、主人公は男だな、ということが思い浮かびます。もうこれである程度物語作れますね。ちなみに私は「北北西に進路を取れ」は見たことがありません。


では実際のやり方。単語を二個以上用意します。理論的にはどんな言葉からでも物語が作れますが、素っ頓狂なものができてしまうので、テーマに沿った単語や、目指すテーマ性を持つ単語がいいでしょう。単語を二個以上用意したら、それを組み合わせて思いつくかぎりのタイトルを作ります。


例:「豆腐」と「スカイダイビング」の場合
タイトル「豆腐でスカイダイビング」
豆腐でパラシュートを作る、無茶な挑戦が思い浮かびますね。空挺部隊が遭難した時に食べられるパラシュートの話かもしれません。


タイトル「豆腐がスカイダイビング」
これはヤバイですね。死ぬぞ豆腐!やめておけ!じゃあ、死なない話にすればいい。というわけでこういう物語になります「豆腐くん空をとぶ(http://ncode.syosetu.com/n0133cq/)」。2015年7月24日追記:「豆腐くん空をとぶ」は小説現代2015年8月号ショートショートコンテストに掲載されました!


つまり、単語を組み合わせてタイトルを作り、それを発想の第一歩とすることで、物語がスムーズに降りてくるように導くのです。これが「魚からダイオキシン理論」です。「魚」と「ダイオキシン」という単語が「魚からダイオキシン」というタイトルになることで、なんかものすごく不穏なイメージが生まれる。これが神髄です。ちなみに「魚からダイオキシン!!」は見たことがありません。シェケナベイベー!(「コミック雑誌なんかいらない!」なら見たことある)