ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

ジェニーはティーン☆ロボット 第11話B

第11話B ジェニー大ピンチの巻(This TimE WITh feeling)

あらすじ(ネタバレ有):
庭でくすぐりっこをするブラッドとタック。「あなたたち何してるの?」とやってきたジェニーも二人にくすぐられるが、XJ9のボディには神経が通っていないので”くすぐったい”という感覚が分からない。ブラッドはジェニーに人間の皮膚感覚について教えるが、ジェニーはさっぱり。ジェニーが何も感じられないことが分かるとタックは「感覚なしー!」とはやし立てるが、その頭をブラッドは平手打ち。そしてブラッドはこれが”痛み”で、感覚があるのはいいことばかりでもないとジェニーに教える。


釈然としないまま家に戻ってきたジェニーはウェイクマン博士に「何で私には神経がないの?」と尋ねる。だがその答えは意外なものだった。ウェイクマン博士は神経は作ったが”ムズムズ感”と”痛み”しか成功せず、犯罪取締型ロボットにはどちらも必要ないので開発をやめてしまったのだ。そしてその神経はジェニーのすぐ後ろの棚にあった。ジェニーはウェイクマン博士の目を盗んで神経を持ち出すと学校の女子トイレで体につけてみる。


神経は背中のダイヤルでムズムズ感と痛みを切り替えられる。ジェニーはそばにいた女の子にダイヤルをムズムズ感に合わせてもらうとさっそくブラッドに腕を触ってもらう。くすぐったくて笑い出すジェニー。そして一人で勝手に笑い転げるジェニーにあきれたブラッドはどこかへ行ってしまう。


それからジェニーは教室で中間試験を受けるが、鉛筆を持ってもくすぐったくて思わず笑ってしまう。ジェニーは先生に注意され、神経のスイッチを切り替えようとする。しかし手が背中に届かず、隣の机のシェルドンにスイッチを切り替えてもらう。だがそれは体に少しでも何か触れたら激痛を感じるということだった。そして運悪くハエがジェニーの頭にとまり、ジェニーは絶叫。先生は「今度大声を出したら落第ですよ!」と怒る。ジェニーは何とか精神を集中しようとするが、ハエを潰そうとして机を叩いてしまい大絶叫。そしてテストの結果はその場で落第に。ジェニーは先生にテスト用紙を顔に落とされまた絶叫、帰り際のシェルドンにも投げキッスを当てられ、痛さでノックダウンしてしまう。


その頃街では、ヒムクレスと名乗るマッチョな超人が腕力にまかせて人々から財産を奪っていた。ジェニーはそこに駆けつけるが、ヒムクレスは他人の痛みや羞恥心を受けるとパワーアップする能力があり、何かにつけて痛がるジェニーを見てどんどんパワーを増してしまう。ジェニーはバスで殴られ叫び声をあげてしまい、ヒムクレスを殴っても痛くて仕方ない。そして街灯で殴られて壁に激突し思わず「痛い…」とつぶやきダウンしてしまう。


そこに偶然、どこかの女の子が通りかかる。ジェニーは女の子にダイヤルをムズムズ感に切り替えてもらうと復活し、再びヒムクレスに挑みかかる。そしてヒムクレスはジェニーにいろんな物をぶつけるが、今度のジェニーはくすぐったくて大笑い。その光景を見た街の人々も「マッチョなヒムクレスが女の子に笑われてるぞ」と笑いだし、はずかしめを受けたヒムクレスはパワーを失って元のヒョロヒョロに痩せた男に戻ってしまう。でも人格はそれまでと変わっておらず「君けっこういい奴じゃん、女の子にしては」とジェニーを馬鹿にし、怒ったジェニーはヒムクレスをぶん殴り刑務所にふっ飛ばす。


次の日、学校に来たジェニーは神経をつけていなかった。ウェイクマン博士に見つかって外されたのだ。ブラッドは「原始的だったし、ない方が快適かもな」と言う。でもジェニーはこっそり脇の下に神経センサーを一つ残していた。誰も見ていないのを見計らうとジェニーは脇の下をくすぐり、一人で大笑い。

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第11話B スタッフ
STORYBOARD:CARLOS RAMOS
DIRECTED:ROBERT ALVAREZ, ROB RENZETTI

第11話 脚本
WRITTEN:MIKE BELL, CHRIS MITCHELL, CARLOS RAMOS, STEPHEN SANDOVAL, ROB RENZETTI

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感想:

ジェニーくすぐりたいなぁ…こちょこちょ(妄想中)。そして…ああもうっ!ジェニーの声かわいいっ!「しぇるどぉん」もいいけどヒムクレスにバスで殴られるところ、あれもう心之臓がドキドキドキドキドキドキして身もだえしちゃいます。あんまりこの単語は使いたくないけどまさに”萌え死ぬ”ってやつ。狂おしいほどいとしいぜベイビー、フッハッフー!((c)ジョニー・ブラボー


さて今回はなぜかAパートと同じような、人間の知覚を体験するジェニーのお話。ただしその動機が”人間になりたいから”ではなく”なんかやってみたいから”というのがジェニーらしいですね。そして結果を考えずやってみて失敗(今回は落第)しちゃうのもAパートとほぼ同じ。誘惑に弱い娘だなぁ全く…。ちなみに今回はブラッドの助言はなかったけど、大体の場合ジェニーのやりすぎをブラッドは止めようとあれこれ言うんだけどジェニーはいつも全然聞かないんですよね(逆のパターンもあったけど)。思いこんだらもう一直線、でドジっちゃう。そこがかわいいんですけど〜♪


まぁジェニー好きだ話はこのくらいにして見るべきところも見ましょう。他のサイトでも言及されてるけど、腕を伸ばしてダイヤルを回せばいいのでは?というかこれまでけっこう痛がってなかったでしたっけ?いやーいけませんねー。カートゥーンにこんなにまともにツッコんじゃいけません。そして中途半端にツッコまれる脚本を書いた誰かもいけません。やっちゃたのはSTEPHEN SANDOVAL?まさかCARLOS RAMOS?そもそもAパートとネタがかぶってるのはおかしいですよカテジナさん。



タンポポを食べる寸前のロボ少女の図。あんまりデタラメ教えちゃいけません。



「食ぅらぁえ〜!アハアハアハアハ!!」松本さんめっちゃノリノリです(ブラッドだろ)。おもろい。



謎の実験をするウェイクマン博士。はた目にはランダムに光る電球を見て喜んでるだけなのでアホみたいです。何か崇高な実験なんでしょうきっと…。



「感じるかどうか触ってみて!もう一回!もう一回!もっとやって!もっとぉ!」すいませんちょっと床を転げ回っていいですか。ああっジェニーしゃああん♪



おおジーザス!痛みに悶絶するジェニーさん。いいシャウトだ。



脇をくすぐって楽しそうなジェニーさん。人間の場合自分でくすぐっても少しも楽しくないので便利でいいですね。