ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

「学園パトロール」とは何か


トゥーンディズニー大好きっ子にとって「学園パトロール」といえばヘルニア、じゃなくてフィルモアのことですね。しかし先日「リセス」を見ていたら、なんとフィルモアのトレードマークである、あのオレンジ色のたすきをつけた生徒が出てきたのです(左図参照)。これはつまり「学園パトロール」という役目が実際にある、ということではないですか。日本人にとってそういう存在は馴染みがないからてっきりフィクションの役目なんだろうと思っていたのでこれは軽いカルチャーショックでした。じゃあ「学園パトロール」て何?ということになるんですが、調べてみるとこういうことのようです。



正しい呼び名は「School Safety Patrol」。
googleイメージ検索で調べると例のたすきをつけた子供たちがたくさん見られます。彼らは高学年生のボランティアで構成されていて、その主な任務は校内犯罪の取り締まりではなく、横断歩道での交通誘導です。つまり彼らが蛍光色のたすきをつけるのは自動車からの視認性を高めるためだったんですね。日本でいうところの緑のおばちゃんを自主的にやる組織が「学園パトロール」だったというわけで、フィルモアがいかに誇張した話なのかよーく分かりました。


しかしカートゥーンを見てるとこういう、教科書には載らないような海外文化に気づかされることがままありますね。あまりにもローカルな風習で調べてもなかなか分からなかったりすることが多いけど、知ってるとカートゥーンがより一層面白くなるからいつかまとめてみたいなぁと思っております。