ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

ジェニーはティーン☆ロボット 第1話B

第1話B 悪いネズミをやっつけろ!の巻(PEST CONTROL)

あらすじ(完全ネタバレ):
タックのラジコンカーをジェニーの部屋で走らせて遊ぶ三人。サーキットの最後の障害はジェニーの髪を変形させたジャンプ台だ。しかしラジコンカーがジェニーの手前まで来たところで、騒がしいことに怒ったウェイクマン博士が部屋に入ってきてしまう。とっさにジェニーが起きあがると、ラジコンカーはドアの向こうにジャンプしてしまい、モニターの一つを壊してしまった。ウェイクマン博士は怒りで顔を真っ赤にさせ、それを見たブラッドとタックは急いで部屋を飛び出していく。


「もっと自分の体を大切になさい!モニターの警報にも注意してなきゃだめでしょ!」ジェニーはウェイクマン博士に叱られ「誰がこんな体に興味あるの?」とふてくされる。だが、その体を狙う者たちがいた。ウェイクマン博士の実験で尻尾を細くされ耳を黒く塗りつぶされ足を手袋のようにされたことを恨んでいる、ネズミのチョロ助(自称・ウラジミール)たちだ。


チョロ助は監視モニターの映像を環境ビデオにすり替える”子守歌作戦”でジェニーを眠らせ体内に侵入し、まんまとXJ9のボディを奪ってしまう。XJ9の武器でウェイクマン博士に復讐する気なのだ。首だけになってしまったジェニーはチョロ助と格闘するがあえなく気絶し、チョロ助は部屋を出て行く。そこへタックがラジコンカーを取り戻しに戻ってくる。タックは生首状態のジェニーを見てウェイクマン博士に分解されたと勘違いし嘆き悲しむが、その泣き声でジェニーは目が覚めた。そしてジェニーはチョロ助を止めるためタックとブラッドに助けを求める。


その頃チョロ助は研究室でウェイクマン博士に迫っていた。「チーズを食べて話し合いましょう」という博士の提案も怒ったチョロ助には届かない。そこにタックとブラッドが登場、ラジコンカーにジェニーを乗せた、ジェニーカーを発進させる。しかしタックが操縦しているでのジェニーは壁に激突してばかり。そんなジェニーをチョロ助はパワービームで攻撃しようとするが、こちらも部下の操作ミスと重量オーバーによる故障で操縦がうまくいかない。


ジェニーカーはブラッドが操縦を代わるがやっぱりだめ。このままではジェニーとXJ9のどちらも壊れてしまうと踏んだウェイクマン博士は、ジェニーを呼び寄せある作戦を与える。「それには自動操縦にして」と言うジェニーに、タックは「そんなボタンはついてないよ」と反論するが、よく見るとリモコンには自動操縦ボタンがついていた。


ジェニーは外のプールにチョロ助をおびき出す。ブラッドとウェイクマン博士に足を引っかけられたチョロ助はプールに転倒、XJ9のボディ内に浸水が起きてしまう。”水が怖い”ネズミの本能に負けたチョロ助の部下は全員逃げだし、ブラッドに網ですくわれ一網打尽に。しかしチョロ助は沈没船の船長のようにXJ9のボディに残っていた。それをみたウェイクマン博士はプールに飛び込んでチョロ助を救助する。恨まれていてもチョロ助はウェイクマン博士のかわいい実験動物なのだ。


チョロ助の部下はまとめて保健所送りに。だがチョロ助はまたウェイクマン博士の実験台に。「嫌だー!」チョロ助の絶叫が研究室に響く。今日の実験は”だぶだぶの真っ赤な半ズボンをはくこと”だ。

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感想:

「誰がこんな体に興味あるの?」って興味ある人はここに一人…。まぁそれはさておき、きーたぞーきたぞージェニーさんー♪というわけで第一話Bパートで早くもアンドロイドのお家芸(そうなのか)生首モード全開です。ああ、ヒロインなのにかわいそう…。画像はジェニーさん生首カー出撃シーン。


ところでANIMAXでアラレちゃんを見たところなんとサブタイトルを「〜の巻」と読み上げていました。ややこしいことにサブタイトルの文字上では「〜の巻」はついていません。どうやら原作では「〜の巻」がついてるのでナレーション上でそれに合わせたようです。ティーン☆ロボットの「〜の巻」型サブタイトルは今までハットリ君が元ネタと思われていましたがひょっとするとアラレちゃんの方なのかもしれません。


さて今回の敵役はどっから見ても三木マウスなネズミ。なんだけど、ちょっとふざけすぎのような…。なぜってOPタイトル絵に、旧ソ連の国旗模様の入った足かせをはめられたネズミが描かれているんです。赤狩りの過去を揶揄してると”あの会社”に解釈されたらどうするんでしょうか。おーこわ、おーこわ。


今回の見所はジェニーさんがいびきかいて寝ちゃうところとか色々ありますが、音楽がいいですね。アコーディオンバンドネオン?)の印象的なBGMが素敵です。ちなみにいびきシーンですが、原語ではいびきはかいてません。日本語版スタッフ、恐ろしい子