ジェニーはティーン☆ロボット 第4話B
第4話B UFOの無免許運転の巻(UNLICENSED FLYING OBJECT)
あらすじ(ネタバレ有):
おもちゃのバイクに乗って遊ぶタックを眺めながら、ブラッドは憂鬱な気分だった。車の仮免許は持ってるのに、パパが運転の練習をさせてくれないからだ。見かねたジェニーはウェイクマン博士に無断で空を飛べるジェットパックを貸すが、運悪くウェイクマン博士から未確認のUFOを確認してくるようにと呼び出しが入ってしまい、ジェットパックを見られてしまう。二人をおいてとりあえずジェニーはUFOを探しに向かうが、なんとブラッドとタックがついてきてしまった。ジェニーは家に帰そうとするがブラッドは全然言うことを聞かない。
さらにブラッドはジェニーの言いつけを無視し、発見したUFOの中に入り込み運転してしまう。ジェニーは外から停めようとするが、ブラッドは何のかんのと理由をつけて運転をやめない。コツをつかんだブラッドの運転はもはや暴走になってしまい、スカイウェイパトロールに追いかけられるはめに。ブラッドは無線機を探すがボタンを押すたびに武器が出てしまい、スカイウェイパトロールの増援を呼ぶばかり。ジェニーはやっとUFOに追いつき中に入るが、その途端にウェイクマン博士から通信が入り、騒ぎの中心にいることが伝わってしまう。
「こうなったのはあなたのせいよ!」ジェニーとブラッドは口論に突入し、ブラッドに代わってタックが運転しようとするもUFOは地表に向かってどんどん落ちていく。間一髪のところでUFOは持ち主の、地球に旅行に来ていた異星人夫妻の元に転送された。三人はUFOから追い出され、夫妻は飛び立って行った。
騒動は一応収まったがブラッドは全く反省していなかった。しかし車で駆けつけたウェイクマン博士にジェニーが怒られそうになると、ブラッドは「悪いのは自分だからジェニーを責めないで下さい。もうふざけて操縦しません」と謝りジェットパックを返し、ジェニーをかばう。
だがこれで一件落着、と思ったそのとき、タックがうっかり自分のジェットパックのスタートボタンを押し、飛んで行ってしまった。追いかけるジェニー。それを見上げる車中のウェイクマン博士の隣にはいつの間にかブラッドが。「運転はまかせて!」ブラッドの運転で車は豪快にウィリーをかまし、森にはウェイクマン博士の絶叫が響くのだった。
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感想:
なんか久しぶりの、ジェニーさんの多彩な変形パターン。上は超拡声器モード。中は右腕がアンテナ、左腕がコンソールの探知器モード。下は空中標識モード。それぞれ名前は勝手に命名。レーザー砲ばかりじゃなくこういう楽しいのももっと見たいですね。
さて今回は第1話B(ネズミの話)以来のメチャクチャなドタバタ劇。PpGのユートニウム博士のように、ブラッドは外見まともで中身はアホ、じゃなくていいかげんだったんですね。タックと対等に遊べるわけだ。
あと第3話Bで名前だけ出てきたスカイウェイパトロールが登場。物語に出てくるアメリカの警官といえばもうお約束、やっぱりドーナツ食ってます。2xxx年の未来世界では反重力装置はわりとポピュラーな機械のようですね。
ジェニーさんの飛行能力もおそらく反重力装置が主で、ジェットは加速用なんでしょう。学校のいすに座れるようになったのも反重力装置のコントロールがうまくいくようになったから、と考えると納得いきますね。