ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

「ベン10」シーズン1を振り返る

アメコミの王道設定[街々にパワーを持った悪人やらエイリアンがわんさかいる][意外な人が実は○○][大いなる力には大いなる責任がともなう]を取り込んだ意欲作。近年では珍しく日本アニメ的要素の少ない”高アメリカ純度”のヒーローアニメ。原作なしでこういうのが作れるのは実は結構すごいことなんじゃないでしょうか。物語が淡々と進むのでストーリーにあまり破綻がないし、エイリアンヒーローのデザインも不気味なエイリアンというよりアンチヒーローな感じでカッコイイ。つまり面白いです。


ただ難点がないわけでもなくて、連続アニメ風ではあるのに伏線が生かされないところや、エイリアンヒーローの描き分けがあまりできてないのは残念なところであります。ダイヤモンドヘッド・エイリアンからもらったホバーボードとかどこ行っちゃったんでしょうか(笑)。戦いになると結局いつもパワー系のエイリアンに変身してパワーファイトになるし。頭脳戦や心理戦が得意そうなエイリアンもいるんだから少しはそっちの展開になってもいいと思うんですが…。素体であるベンがアホだからしょうがないのかな。


とりあえずシーズン2に期待大であります。じいちゃんの正体が早く知りたい〜。あとオムニトリックスの玩具欲しい。バンダイが作ってるんだから日本でも売って欲しいなぁ。