ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

ザ・シールド 第39話「Fire In The Hole(迫り来る魔手)」

あらすじ:ついにテイボンの意識が戻った。シェーンの家で暴行された記憶と共に。一連の出来事を知らされていなかったレンは激しく憤る。「全てはマネートレインの金のためだ」ヴィックはなだめるが、ストライク・チーム内には微妙な溝が生まれてしまった。


一方その頃、ヴィックたちがアルメニア人のマネートレインの金をつかませ、勝手に容疑者に仕立て上げたチンピラのオブライエンの家が襲われ、オブライエンは姿を消す。財務省内にアルメニア人と繋がる裏切り者がいるらしい。署長からダッチにオブライエン捜索の命が下される。


ダッチはアルメニア人系の事件に詳しいヴィックにアドバイスを求めるが、そのときヴィックはうっかり、オブライエンが立ち寄る飲み屋の名前を聞かれてもいないのに話してしまう。なぜ署長と自分しか知らないはずの情報を知っているのか。ダッチはヴィックに疑いを持つ。


ストライク・チームに再び危機が。ダッチの目をかわすため一刻も早くオブライエンを見つけ、アルメニア人の目から遠ざけなければならない。ヴィックはギャングのディアガーに居場所を探させ、身柄を確保する。だが無事に逃がせたはずのオブライエンは、賭けフットボールの勝ち金を受け取りに街に戻ってきてしまった。


ダッチはそのことを署長に報告するがヴィックには言わなかった。署長から偶然その話を聞いたヴィックは賭けの胴元の家に急行する。またダッチよりも早く身柄を確保しなくては。だが全ては終わっていた。ディアガーとオブライエンはアルメニア人に足首から切断され殺されていたのだ。しかし自分たちへの疑いを晴らすため、オブライエンは、ここで殺されていてはならないのであり、ヴィックはオブライエンの死体を運び出すことをストライク・チームに命じ、かろうじてダッチの目をかわす。


ヴィックたちはオブライエンの死体を焼却炉に放り込み、文字通り闇に葬る。おそらくオブライエンの口からアルメニア人にはヴィックたちのことはすでに知れているだろう。チンピラとはいえ無関係の人間を死に追いやり、さらにこれからは凶悪なギャングから命を狙われる。ストライク・チームに待っているのはもう破滅だけなのか。

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その他のあらすじは省略。テイボン問題からチーム内には不協和音、ダッチはまだ疑ってるだろうし、アルメニア人とは戦争しなきゃならない。禿刑事ご一行様はもう地獄の三丁目くらいまで来ちゃってますな。このままだとそのうち全員死亡で最終回、か?「マネートレインなんか襲うんじゃなかった」というレンの嘆きはそのまんま脚本家の声のような気もします。八方どころか「三十二方向塞がり」くらいの状況で何をどう好転させればいいのやら。今シーズンの最終回が楽しみであります。