ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

ジェニーはティーン☆ロボット 第12話A

第12話A ボーイフレンドはクールが一番?の巻(SAVED By thE SHELL)

あらすじ(ネタバレ有):
今日は金属のお祭り・メタルデーの日。お祭り会場にはブラッドとタック、そしてシェルドンが遊びに来ていた。が、そこに金属の溶解液を吐くミュータントの巨大バエが現れる。山車は溶かされ会場はパニックに。そこへジェニーがやって来てハエと戦おうとする。でもジェニーはそのハエが金属を溶かすとは知らない。「このままじゃジェニーが溶かされちゃう!」とシェルドンはシルバーシェルに”変身”しに行く。


ハエの溶解液でジェニーは指を少し溶かされてしまった。慌ててタックたちのいる車に逃げ込むジェニー。分厚いフロントガラスがあれば溶解液も安心だ。そこにシルバーシェルが登場、コミックスをお手本にしながらシェルドンが操縦してるのでどうもやることがちぐはぐだったが、ボディを溶かされながら偶然にもハエをガラスの中に閉じこめることができた。


ジェニーはシルバーシェルが心配で駆け寄るがシルバーシェル=シェルドンは「平和のためには自分を犠牲にすることも必要だよ」と強がってみせる。「男の人って冷静な人が一番魅力的よね〜」と言うジェニー。シェルドンはここぞとばかりに「この冷静な私より二倍もクールな男を知っている。そいつは君に夢中らしいぞ」と自分を売り込もうとし”頭脳明晰で強くてクールな男”をでっちあげる。そんな素敵な男性が自分に興味を持っていると知ったジェニーは「その人紹介して!」とシルバーシェルに迫り、明日の朝9時に学校で待ち合わせることになった。でも二人が会話している間にハエは逃げてしまう。


次の日の朝、シェルドンはジェニー好みの男になるため髪を整え花束持参で学校へ向かった。しかしジェニーの所へ急ぐあまりジェニーの前で転んでしまう。さらに運悪くそこにドン・プリマが通りかかる。ジェニーは”ドンが私のファン”と勝手に解釈し、一人で盛り上がるとドンに「デートしてくださぁ〜ぃ」とデートを申し込んでしまう。”これまでデートした女の子リスト”を取り出すドン。そのジェニーの欄にはまだチェックがついていなかった。ドンは事務的にデートの申し込みを受け、ジェニーはうっとり。シェルドンは苦々しくドンを見送る。


夜のメズマーズ。ジェニーが席に案内されるとまだドンは来ていなかったがなぜかシルバーシェルがいた。嫉妬したシェルドンがデートを失敗させようとしているのだ。そしてシルバーシェルはジェニーに「自分はドンと親友で、ドンが”デートが心配だから近くで見て欲しいんだ”と言うので来た。でもこれは内緒だよ」と嘘をつく。それからすぐドンがやって来て、デートが始まる。シルバーシェル=シェルドンはあの手この手でドンを無様に見せようとするが、それらはことごとく裏目に出てジェニーはますますドンにときめいてしまう。


それから食事が運ばれてきて、ジェニーはサラダオイルだけ飲み、ドンはサンドイッチを食べる。そしてジェニーがそのサンドイッチを「偶然ね。そのサンドイッチ、シェルドンも好きなの」と言うとドンは急に不機嫌になってしまう。ドンのような”ジョックス”にとってシェルドンのような”ギーク”は「負け犬」でしかないからだ。「あの負け犬と友達なのかい?」と尋ねられてジェニーは思わず否定してしまうが、いたたまれなくなって「ちょっとねじの緩みを直してくるわ」と席を立つ。


ジェニーがいなくなるとシルバーシェルはドンに「ジェニーをたぶらかす気だろう!」と喧嘩をふっかける。そしてシルバーシェルのサンドイッチの汁がドンの靴にかかりそうになるとドンは怒りだす。ジェニーより靴が大事なのだ。そこに偶然、昨日の巨大バエが乱入してくる。ドンの弱点は靴だと見抜いたシルバーシェルはハエを捕まえてドンの靴に溶解液をかけようとする。ドンはシルバーシェルに「嫉妬深い奴だな。ロボットガールが好きならくれてやる。僕の好みじゃないからな」と言い放ち、二人の争いはエスカレート。店内はメチャクチャになる。


トイレから出てきたジェニーはメチャクチャな店内を見て「これはどういうことなの!」とびっくり。そして誘引灯に変形するとハエを電気ショックで片づける。シルバーシェルは未練たらしく「さすがだXJ9。これからも手を組もう」と言うが、ジェニーは「親友のドンに何をしたか分かってるの?!手を組むなんてまっぴらよ!」と怒鳴りつけドンと店を出て行く。


店を出るたドンは「ねぇベイビー、あんな奴のために帰ることはないさ。まだここにドン様がいるじゃないか」と言ってジェニーを誘惑する。ジェニーは「ええそうね、あなた素敵だったわ」と言うがその拍子にドンの靴を軽く蹴ってしまう。お気に入りの靴を汚されて、ドンは取り乱し泣き叫ぶ。嫉妬深いシルバーシェルに続き、ドン・プリマはただのナルシストだったのだ。ジェニーは幻滅すると一人で家路につく。


ジェニーは歩きながら「ドンやシルバーシェルみたいにクールな男はもうこりごり。あたしに合うのは頭が良くて優しい人よ」と独り言を言う。そこを通りかかり、挨拶だけして去っていくシェルドン。そしてシェルドンを見送りながらジェニーは言う「そうよ、優しい人よ。…でもそんな人どこにいるっての?」。

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第12話A スタッフ
STORYBOARD:BRANDON KRUSE
DIRECTED:RON HOGART, ROB RENZETTI

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感想:

あーここにいますよ優しい人。頭ですか?悪くはないです。えーだからジェニーさん結婚してくださぁ〜い(いきなりプロポーズかよ)。


さて、シルバーシェル再登場で二人の仲はどうなるの?と思ったら意外な展開に。シルバーシェルに「私よりクールなファンがいる」と言われて「どんな人?!」と飛びついちゃうジェニー。前回あんなにシルバーシェル愛してるとか言ってたのにねぇ。これが女心というやつ?それともジェニーはすごい”好かれたがり”なのかな。まぁ人に好かれて嬉しくない人(ロボット)はいないだろうけど…。


でもシェルドン!おまーは何だ!情けないったらありゃしない。戦闘の手本はコミックスだし嫉妬深いしデートぶち壊すし。ドンがたまたま女たらしだったからシェルドンが何となく悪役になってないけど、やってること酷すぎるよ。だからラストシーンで”優しくて頭がいい人=シェルドン”と暗示されるけど私はどうも納得いきません。正直最近の私はブラッド×ジェニーに傾きつつあります。


ドンは今回で人間性がバレましたね。ジョックス(体育会系の人気者。アメリカの学校ヒエラルキーの頂点に立つグループのこと)で他の人を見下してる。ジェニーのことなんか何とも思ってないのにリストの穴埋めをするためだけにデートに応じる。そして重度のナルシスト。こいつも最低です。


なんか今回は内容が昼メロみたいだったような。シーズン1は色々ありますね。



「男の人って冷静なのが一番魅力的よねぇ〜」媚び媚びジェニーさん。このあとブラッド&タックは”また始まった”みたいにタメイキ。



”理想の男イメージビューア”(笑)。マッチョでクールでかっこいい車に乗ってるのがいいらしい。アメリカ人だなぁ。


よく考えたらこれ「想像するシーン」のいわゆる”ホワホワホワ〜ン”を機械で表してるんですね。細かいなぁ。



上記の男が君のファンだと告げられるとシルバーシェルにしがみついて「聞こえたでしょ!その人紹介して!」。あなたこの前そのシルバーシェルを好きだ好きだて言うてましたやんか…。



照れながらドンに「デートしてくださぁ〜ぃ」と言っちゃうところ。あーもうかわいいっ!俺のオイルが沸騰するぜ!



ドンにOKしてもらって、嬉しくて手を後ろで組みながらちょっと伸び上がってつま先立ちします。この仕草がすげぇキュートなの!萌えを分かってるねぇスタッフよ!


よく見たらシェルドン下からのぞいてますね…。



ハエの溶解液を軽業師のように避けるドン・プリマ。彼がアメフトをやってないのはきっとチームが弱いからでしょう。この運動神経なら何か運動部に所属してるはずです。



誘引灯モード。地味ながらボディの原型がほとんど分からないほど大変形してます。超合体魔術ロボ・ギンガイザーのように(笑)。



ちょっと靴が汚れただけで女の子の目の前で大号泣するドン。ジェニーさん思いっきり引いてます。そりゃそうだ。