ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

4月4日 血液内科の医師と話をする

昨日隣のベッドに介護老人が移されてきて、夜中の声や介護作業音に困り「部屋変えないとだめかなぁ」と思いましたが、なぜか今日になってまたどこかへ移動して行きました(おそらくナースステーションに近い部屋に行った)。


今日も両親が来ましたが、だんだんうんざりしてきています。昨日、外科の医師を前にして自分たちが決めた火曜日の話し合いの時刻も覚えていないし(父は自分が14:00でと言ったのに話し合いがあることすら忘れていた)、私の言うこともとにかく否定するし(何度説明しても前倒しで平行して準備していこうという姿勢を理解しない)、といって元気づけてくれるわけでもなく励ましてくれるわけでもなく、ただただ病人の私以上に暗い顔をして、こちらから話しかけないかぎり何十分も黙ってぶすっとしているだけ。今日はいろいろ説明するのも疲れて嫌になってきたので「もう自分主導で全部やるからいい、このままでは死んでしまう」と相手をするのもやめてしまいました。なんで病人の私がいちいち気を使って、会話が成立するように話しかけないといけないのか分かりません。彼らのような精神的に普通ではない人に人間的な役割を期待するのがそもそも間違っているんでしょうが、あまりにも寂しいです…。私はただ家族として協力して欲しいだけなんですが…。母は人格依存をしないと生きられないタイプなので、このまま父(平気で嘘をつくタイプ)と二人だけの日々が続くと偏った考えにこり固まって、また私を追い詰めるだけの人に戻ってしまうのかなぁとも思います。


夕方になって血液内科の医師が来て、先週投げておいた質問の回答を得られました。一般論として、という体では言ってましたが、やはり何週間もかかるセカンドオピニオンや転院を待っている間に手遅れになってしまうことはあるようで、私の場合はまず腸の手術をしてからということもあり、このままこの病院の医師を信頼するしか道はないようです。私の年齢の患者の治療経験や腸のリンパ腫の治療経験もあり「助かった人もいればそうでない人もいる」とはっきり答えてくれる人でもあるので、命を預ける価値はあるのかなぁと思います。聞いておきたかった「何がどうなって亡くなるのか」という質問にも答えてくれました。悪性リンパ腫は再発した部分の臓器が悪くなって亡くなったり、治療中の免疫力が下がった状態で病気になり亡くなるそうです。グロテスクなやりとりと思う人もいるかもしれませんが、こういう具体的な情報はネット上になかったので、逆にありがたいことでした。