ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

ティーン・タイタンズ 第15話

第15話

あらすじ:
大地を操る力を持つ少女・テラがタイタンズと出会う。ビーストボーイはテラと仲良くなるが、テラは明るいながらもどこか一線を引いて打ち解けない面を持ち合わせていた。そこへスレイド出現の報が届く。テラはタイタンズと一緒にスレイドに立ち向かうが、これは例によってスレイドの仕掛けた罠だった。スレイドはテラと二人きりになると、テラが誰とも心を許さず逃げつづけてきた秘密を言い当てる。テラは巨大すぎる自分の能力を制御できず、力を使うたびに誰かを傷つけてきた。彼女にはそれが耐えがたい重荷だったのだ。そしてスレイドは「自分ならそれを良い方向へ導ける」とテラを誘う。だがテラはスレイドを拒絶し、助けてくれたビーストボーイに秘密を明かす。しかしロビンがアドバイスのつもりで言った一言がテラの心を傷つけ、ビーストボーイが秘密をばらしたと誤解したテラはタイタンズタワーを飛び出し、行方をくらますのだった。


感想:
たぐいまれな能力も、人から否定されるか自分から否定してしまうと捨て去りたい重荷に変わるのでしょう。歪んだ生き方を選んできたテラはおそらく誰からも肯定されない人生を送ってきたのだと思います。そして自分で自分を奮い立たせるほどの強さもなく、ただ荒野を逃避してきたわけで。かわいそうだなぁ、誰か救ってやれよ。こういうとき大人のいないタイタンズは頼りにならんね。テラの求めていたのは友達ではなくたぶん父親なのだから。そう考えるとサイボーグって何の役にも立たんなぁ。一番年上っぽいのに。