ふとんのなかから

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にかかったあとだらだらしている人のブログ

オジー&ドリックス 第6話&第7話&第8話

第6話 ワルになりたいドリックス

あらすじ:
ジー&ドリックスは潜入捜査で水虫菌を探すが、ドリックスが上品すぎて潜入捜査が成り立たない。そこでドリックスは誰かにワルの流儀を教わろうとする。そしてストリートで出会った男にワルになるためのレッスンを受けるがその男はニキビ菌で、ドリックスを利用してヘクターの額に巨大ニキビを作ろうとしていた。くしくも明日は学校の写真撮影の日。オジー&ドリックスはヘクターのニキビ面写真を阻止できるのか。


感想:
写真撮影&ニキビ問題ふたたび。なぜふたたびなのかというと「ジェニーはティーン☆ロボット」でも同じネタがあったからです。しかもニキビのできる位置まで同じ!向こうのティーンエイジャーにとって写真撮影とニキビはきっとポピュラーな話なんでしょう。…というか「オジー&ドリックス」ってティーンエイジャー向けのカートゥーンだったのか。初めて気づいた。


ヘクターのママ、なんか意外に愉快な人のような。このカートゥーンの人間キャラは基本的にかわいくないけどこのママはちょっと萌えかもしれない。今回はドリックスのちぐはぐなワルぶりを笑う話で素直に面白い。ドリックスが逮捕されるとこなんて最高。脚本がいいし翻訳と声優もいい。みんなハマリキャラだなぁ。

第7話 恐怖のガス

あらすじ:
給食で賞味期限切れの白インゲンを食べさせられたヘクターはおならをしたくなる。そしてマリア巡査はオジー&ドリックスと一緒に潜水艦で腸内の白インゲンを破壊しに向かう。マリア巡査の父は巨大白インゲンから発生したおならに巻き込まれて行方不明となっており、マリア巡査は白インゲンを憎んでいるのだ。しかし潜水艦の乗員は全員ロタウイルスにすり替わっていて…。


感想:
なぜかオープニングの前にミニエピソードが挟まれていて、内容も他の回とは毛色が違っててちょっとおかしな話になってる。色んな要素が中途半端で正直いつもと違って面白くない。ヘクターと体内のエピソードがリンクしてないし、刑事モノになってないし、オジー&ドリックスがマリア巡査のインゲン退治につきあう理由が分からない。これもまたシーズン1だからなのかねぇ?私的にマリアちゃんが意外と巨乳なことに気づけたのが唯一の良かった探しポイントかなぁ(笑)。

第8話 ニコチンの陰謀

あらすじ:
ヘクターは中三の不良っぽい生徒とロックの話で盛り上がり、つい促されるままにタバコを吸ってしまう。そして体内にはニコチン・スモーク・タール・ファイヤーの四体の毒物が現れ、ヘクターをニコチン中毒にしようと企む。オジー&ドリックスはフランクシティでタバコと戦ったことがあるがタバコを知らないヘクターシティの市長はタバコの害をあまり理解せず、ロックコンサートの会場でニコチンに洗脳されてしまう。はたしてオジーはヘクターをタバコの魔の手から救えるのか。


感想:
これです!小粋な台詞、リンクする体外と体内、濃密なストーリー展開!これがオジー&ドリックスですよ〜面白かった。第7話冒頭で描かれる「ヘクターはロックが好き」というエピソードがこの話への伏線だったようで。おとなしそうなのに意外な趣味を持ってるなヘクターは。と思ったら本当にタバコ吸っちゃうし!直接吸ってるシーンがないにしてもこれは凄いなぁ。日本だと”局が自粛”して放送できないと思う。


間違いなく人気取りが目的であまり意味のない「空気感謝祭」なるイベントを開く市長がイイ。相変わらず性格悪いし食えないガキだこと。でもまぁ何といってもこの話は”タバコ四天王”がいいんですよ!悪のファンタスティック・フォーみたいな連中でデザインがいかしてるしリーダーのニコチンが知能犯でクールなんだ。スモークちゃんもキレイだし。ちなみにあらすじ中の名前は勝手につけたものです。多分合ってるでしょう。


最後の最後でヘクター自身の意志でタバコを拒否するオチも良かったなぁ。こういう話が続いて欲しいです。